どうも、ナルアキです。
2025年7月に制作ゲームの初リリースをしました。
その私が、代表的なゲーム制作ツールの紹介・比較をします。
ゲームを作ってみたいけど、何から始めたらいいか分からない。
そんなふうに、悩んだことはありませんか?
この記事では、プログラミング不要でゲーム制作ができるツールを、厳選してご紹介。
あなたの作りたいゲームにぴったりのツールを、見つけるお手伝いをします。
ゲームクリエイターの第一歩はここからです!

作りたいゲームジャンルはありますか?
これに関しては、自分の『やりたい』という気持ちに従いましょう。
ジャンルが決まった後にすることは、完成形を決めることです。
最初の作品は、小さく作ることを強くオススメします。
ちなみに、私はゲームジャンルがRPGで、街1つダンジョン1つのゲームを作りました。
この時に、作りたいシステムとして、職業システムと十八番技だけはきっちりとやりきりました。
こんな感じで、やりたいことを1~2つ決めて、それだけを作るのが良いです。
※十八番技はいわゆるショートカットスキルを自分で設定できる仕組みです。
他のゲームジャンルの例
ノベルゲーム:
・30分くらいの短編
・もしも長編の構想があるなら0エピソードで作成する 等
アクションゲーム:
1ステージだけ作成することを目標にする。
格闘ゲーム:
必要な要素を攻撃・防御・カウンター・防御崩しの4つに絞り、一撃必殺の読み合いゲームを作成する。
クイズ系・パズル系のゲーム:
システム面の完成を目指し、問題は少なめにする。

ゲーム制作の流れを、効率よく学べるからです。
また、ゴールまでの道のりが短いので、少しの進捗が大きな一歩に見えます。
完成までの道のりが具体的なので、モチベーションの維持がしやすいというメリットがあります。
ノベルゲームを作りたい方は、この記事でご紹介しているツールでも実現可能です。
特にRPGツクールMZでプラグイン導入、WOLF RPGエディターでもコモンイベントの導入で簡単に実現できます。
それ以外にも、ノベルゲームに特化したツールがあります。
代表的な例として、無料の吉里吉里Zや有料のラノゲツクールMVなどがあります。
個人的なオススメとしては、RPGツクールMZかWOLF RPGエディターです。
理由は、ノベルゲーム以外のゲーム制作が可能だからです。
つまり、将来的に別ジャンルを作るための布石になります。
ソフト名 | 値段 | 特徴 | UI難度 | 拡張性 | 拡張方法 | 備考 |
RPGツクールMZ | 8,778円 | 2DのRPGが基本設計 | 要素が多く慣れが必要(中) | プログラミングで可能 | JavaScript | プラグインが豊富 |
WOLF RPG エディター | 無料 | 2DのRPGが基本設計 | コマンドが豊富で慣れが必要(高) | ソフト内のコマンドで可能 | ソフト内のコマンドで拡張 | ソフト内で完結できる |
RPG Developer Bakin | 9,200円 | 3DのRPGが基本設計 | 3D要素が加わり複雑(高) | プログラミングで可能 | C# | 3Dで作りたいならコレ |
アクションゲーム メーカー | 10,900円 | 2Dアクションゲームが得意 | アクションの要素があり複雑(高) | プログラミングで可能 | GDScript | アクションならコレ |

UIとは、『ユーザーインターフェイス=制作時に触る画面』のことです。
この記事で言う、UI難度とはソフトの操作に慣れる難易度のことです。
簡単順で並べると、以下です。(表の順番と同じ)
・RPGツクールMZ
・WOLF RPGエディター
・RPG Developer Bakin
・アクションゲームメーカー
基本的に設定できる要素が増えることで複雑になり、慣れる時間が必要です。
RPGツクールMZとWOLF RPGエディターが、2Dのゲーム制作ツールとして共通です。
大きく違う点として、RPGツクールMZはRPG制作に特化した基本設計になっています。
(※プログラミングや配布されているプラグインを利用することで、他ジャンルを再現可能。)
WOLF RPGエディターはRPGが基本にありつつも、他のゲームジャンルも作成可能になっています。
ゲーム内のコマンドで、プログラミングと同等のことができます。
プログラミングをするような細かなことをできるが故に、UIが複雑になっているのがWOLF RPGエディターです。
RPG Developer Bakinは、3Dに対応したRPG制作ツールです。
3D要素があるために、カメラワークや座標の管理などが加わります。
2Dでは不要だった概念の理解と、UI操作が求められます。
RPG制作ツールの中では、UIの複雑さが高いです。
ちなみに、プログラミングなしでアクションゲームを制作できます。
アクションゲームメーカーが、紹介している中で一番UIが難しいです。
このソフトは、直感的に操作ができるように設計されています。
アクションゲーム特有の、当たり判定などは細かな調整が必要。
細かく調整ができるということは、自由度が高いということ。
自由度のデメリットとして、UIを使いこなして思い通りに動かすには、かなりの慣れが必要になると感じました。
※RPG Developer Bakinとアクションゲームメーカーは人によって逆転するかもしれません。
基本情報
値段:8,778円
公式サイト:https://rpgmakerofficial.com/product/mz/
会社:株式会社Gotcha Gotcha Games(株式会社KADOKAWAの完全子会社)
概要:
2DでのRPG制作に特化した定番ツールです。
直感的なイベント作成で、プログラミング知識がなくても本格的なRPGを制作できるよう設計されています。
- 基本的な素材が揃っている
キャラクター・マップ素材・BGMやSEなどが標準で用意されています。 - プラグインによる拡張性
プラグインを導入することで、複雑なシステムや表現を追加可能。
有志により豊富なプラグインが公開されています。 - 直感的な操作感
プログラミング知識なしでも、視覚的にゲームを組むことができます。
前述のプラグインも、コマンド化してあることが多いです。 - 活発なコミュニティ
長い歴史を持ちユーザーが多い。
情報交換の場や解説サイト、質問フォーラムなどが非常に充実しています。
困ったときに助けを得やすい環境。 - 多言語対応・マルチプラットフォーム出力
Windows/Mac・ブラウザゲームやスマートフォンアプリ(iOS/Android)としても出力が可能。
幅広い環境でゲームを公開できます。
- RPG制作に特化
基本的にRPG以外のジャンルを作るのは得意ではありません。
特にアクション系。
実現させるなら、多くの工夫やプラグイン導入が必要。
※公式からARPGやSRPG用のプラグインが無料配布されています。 - 「ツクールらしさ」が出やすい
標準素材やシステムを使うと、どうしても「ツクール製のゲーム」らしい見た目や操作感になりがちです。
オリジナリティを出すには、追加素材の導入や自作、プラグインによるカスタマイズが不可欠。 - プログラミングを学びたくなる(個人差あり)
プラグインの自作・改変にはJavaScriptの知識が必要です。
高度なカスタマイズを実現するには、相応の時間を使います。
手軽に本格的なRPG制作を始めてみたい初心者の方にオススメ!
また、制作に行き詰まった際、充実したコミュニティのサポートや豊富な既存素材を積極的に活用したい方にもオススメです。
基本情報
値段:無料
公式サイト:https://silversecond.com/WolfRPGEditor/
会社:個人制作(SmokingWOLF氏)
概要:
高機能なフリーのゲーム制作ツールです。基本はRPGを軸に作られています。
公式だけでなく有志による配布素材やツール、情報が非常に豊富。
- 完全無料のフリーソフト
費用を一切かけずに、本格的なゲーム制作を始められます。
制作・公開ともに自由度が高いのが特徴。 - 豊富なユーザー提供素材
公式サイトの素材配布所などで、ユーザーが作成・提供した膨大な量の素材が公開されています。 - 巨大で熱心なコミュニティ
上記の通り、コミュニティがしっかりしています。
困った時の解決策を見つけやすい環境。 - 2Dゲーム制作の自由度が高い
ゲーム内のコマンド「コモンイベント」による高い拡張性。
有志が作成したコモンイベント集も多数公開されており、導入するだけで高度なシステムを組み込めます。
様々なジャンルに対応したゲームを作成することができます。 - 動作が非常に軽い
PCへの負荷が低く、低スペックのPCでも快適に動作します。
- 初期習得コストが高い
無料で高機能な反面、独自の用語やシステムを理解するまでに時間がかかります。
特に初心者は、慣れるまでに根気が必要かもしれません。
プログラミング知識は不要ですが、構築にはプログラミング的な思考が必要。 - 2Dグラフィックに特化
3D表現をしたい場合は、他のツールを検討する必要があります。
お手軽にゲーム制作を体験したい方にオススメ!
基本情報
値段:9,200円
公式サイト:https://rpgbakin.com/jp/
会社:株式会社スマイルブーム
概要:
3DのRPG制作が可能なゲーム制作ツール。
直感的な操作でマップやキャラクターを配置でき、ビジュアル表現の自由度の高さが特徴です。
- 3D空間での直感的な制作
ドラッグ&ドロップ操作で、構築ができます。
視覚的にゲームを作れるので、イメージを形にしやすいです。 - 豊富な3Dアセット
標準で高品質な素材が用意されています。
これらを組み合わせて、3Dゲームを制作することができます。 - フローチャート式のイベント編集
会話イベントやフラグ管理は、フローチャートで管理します。
視覚的に分かりやすく、システム作りが容易です。 - 活発な公式Discordコミュニティ
公式が運営するDiscordサーバーでは、活発な情報交換や質問応答が行われています。
つまり、困った時に直接相談できる環境があります。 - 独自の物理演算機能
物体の揺れ方や当たり判定などを、「物理設定」の項目で細かく設定可能。
- PCスペックの要求が高い
3Dゲームを扱うため、ある程度のPCスペックが必要。
相応のPCを用意する必要があります。
※最新のゲーミングPCならば安心。 - 3Dならではの要素が多い
カメラワーク・座標・ライティング・物理設定など、2Dよりも要素が増えます。
UIは直感的ですが、3Dの表現に慣れる必要があります。 - 細かなアクション表現の難しさ
RPG制作が基本システム。
ARPG等の調整には、多くの工夫が必要。
アクションゲームも、プログラミング不要で実現できます。 - 素材の追加コスト
3Dモデルや背景素材が必要な場合、DLCや素材集がお高め。
3Dの素材なので、制作コストが掛かっている為と思われる。
※アセットとは? ゲーム制作環境においては、素材全般や素材集の意味です。
3DのRPG制作を始めてみたい初心者の方にオススメ!
グラフィック表現にこだわりがあり、美しい3Dの世界を自分の手で作り上げてみたい方に特にオススメです。
基本情報
値段:10,900円
公式サイト:https://ggg.rpgmakerofficial.com/action-game-maker
会社:株式会社Gotcha Gotcha Games(株式会社KADOKAWAの完全子会社)
概要:
プログラミング知識なしでも、本格的な2Dアクションゲームが制作できるツールです。
ベースエンジンに「Godot Engine」を採用し、表現力と機能が大幅に向上しました。
- 直感的に操作のできるUI
プログラミングの知識がなくても、関連動作をつなぎ合わせることで構築可能。 - 豊富な素材が同梱
20種類以上のキャラクター・200種類以上のアニメーション・400種類以上の音源と画像が同梱。
同梱の素材だけでもゲーム制作可能です。 - 公式のコミュニティでサポート
公式が積極的にユーザーをサポートしており、困ったときに情報や助けを得やすい環境が整っています。 - 幅広いジャンルの2Dゲーム制作に対応
サイドビュー・トップビューに対応。
様々な2Dゲームを作成することができます。
- アクションゲーム特有の細かな調整が必要
ジャンプの挙動、攻撃の当たり判定、敵の動きなど、アクションゲームならではの精密な調整が求められます。
プログラミング知識は不要ですが、思い通りの動きを実現するには、根気強い試行錯誤が必要になる場合があります。 - 外部素材の活用には工夫が必要になる場合がある
動きを滑らかに表現できます。その裏返しとして用意する画像の枚数が増えます。
素材を入手した際に、画像の加工スキルが必要になることがあります。
例:パラパラ漫画を描く時に、5ページと30ページでは滑らかさが変わる。 - PCスペックの要求はやや高め
ある程度のPCスペック(特にグラフィック性能)が推奨されます。 - 3D表現には非対応
2Dアクションゲーム制作に特化しています。
3Dゲームを作成したい場合は、他のツールを検討しましょう。
作りたいジャンルが2Dアクションゲームの方にオススメ!
キャラクターがヌルヌル動くゲームを作りたい! と考えている方にもオススメです。

私が、RPGツクールMZで初作品を制作した理由を記載します。
大きく分けて3つです。
前提としてRPGを作りたかったので、RPG系の制作ツールで調べていました。

RPGツクールGBというゲームソフトで、挫折した経験があるのです。
その時は、ライブ・ア・ライブの師匠と弟子の話が好きで、インスパイアしたゲームを作ろうとしていました。
しかし、制作の仕方が大変で、他の娯楽に心を奪われてしまったのです。
いつかゲーム制作をしたい気持ちがあったので、リベンジでツクールが候補に入ってきました。

画像はRPGツクールMZにSRPGギアMZというプラグインを入れた様子
プラグインを使用することで、RPG以外のジャンルも作れると知りました。
汎用性の高さを評価して、第一候補になりました。
メモ:公式のプラグインで、SRPGとARPGに対応できます。(公式サイトのダウンロードページ等で配布中)

これが一番の購入動機かもしれません。
勢いで購入したので、「やったるでぇ!」の気持ちで開始しました。
DLsiteで頻繁にセールしています。
クーポンも使用できるので、一番安かったです。
気になっている方は、お気に入りに入れておくといいかもしれません。
他の販売サイトは、Steamと公式のツクールストアがあります。
※DLsiteでの購入・Macの方は、Steamのパスキーの発行。

最初に、作りたいゲームを明確にしましょう。
次に作りたいゲームに合った制作ツールを選びます。
制作ツールの特徴は次の通りです。
- RPGツクールMZ
RPGだけでなくプラグインで幅広いジャンルに対応できるバランスの取れた万能型。 - WOLF RPGエディター
無料で高機能な反面、少し慣れが必要なこだわりの2Dゲーム向け。 - RPG Developer Bakin
美しい3Dゲームを直感的に作れるのが魅力。 - アクションゲームメーカー
本格的な2Dアクションを作りたい人にオススメです。
どのツールにも得意分野があります。
作りたいゲームに制作ツールの得意分野が合っていると、制作の時間を短縮できます。
まずは作りたいと思ったゲームジャンルで、小さく作ることから始めましょう。
ゲーム制作を開始すれば、あなたのゲームクリエイターの仲間入りです!

この記事が、ゲーム制作への第一歩を踏み出すきっかけになれば嬉しいです。
コツコツと作り続けて、自分の想像したゲームが形になっていくのは、非常に楽しいものです。
ぜひ、この素晴らしい達成感を、この記事を読んでくださったあなたにも味わってほしいです。

私の初作品は『異世界の街を救え! 第1章~実験都市編~【RPG】』です。
ゲーム内容は、ストーリーと謎解き要素は薄味。
レベルを上げてダンジョンを攻略するのが目的の、シンプルRPGです。
街1つダンジョン1つと、「小さく作る」ことを実践した結果でもあります。
RPGツクールMZに少しだけの追加で、どこまで作れるのかの参考になる作品です。
ほぼRPGツクールMZの素材で構築しています。
追加した素材。
エフェクト:職業「魔法少女」のスキル用として、有料の公式DLC「3Dパーティクルエフェクト素材集 for MZ」を使用。
グラフィック:無料のモンスター画像1枚。無料のフェイス画像を数枚。少数のアイコンの自作。
※フェイス画像とは、文章表示時に一緒に表示される小さな顔画像のことを指します。
システム:多数の無料のプラグインを導入。
BGM:公式DLCを追加。
・RPGツクールMV フォーラム対応作品増加記念サウンドセット(無料)
・MV&MZリミックス音楽素材集 for MZ(有料)
※リミックス音楽素材集はRPG Maker Festival 2025というイベントで無料で受け取りました。
「RPGツクールMZって、どんなゲームが作れるんだろう?」と疑問に思った方は、ぜひ一度プレイしてみてください!
\ DLsite専売! /
自分の作りたいゲームを、制作者視点も持ってプレイすると勉強になります。
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