私が楽器屋で働いていた経験を生かして、クラシックギターの始め方について詳しくご紹介します。
クラシックギターを初めてみたいけど、何を揃えたらいいか分からない。
ギター本体を、どれにしたらよいか迷っている。
こういったお悩みにお答えします。
予算別に、オススメのギターを紹介しています。
また、初心者向けのお手入れ道具や便利グッズ、教材や教室もご紹介。
楽しくギターを始められるように、応援しています。
先に結論です。
クラシックギターを始めるのに必須の物は、
・クラシックギター本体
・チューナー
・ギタースタンド
・足台
・ギターケース(持ち運び前提なら、丈夫なものを推奨)
・メトロノーム(無料アプリでもOK)
・カポタスト
・交換用の弦
・お手入れ道具のクロスとポリッシュ
・教材(youtube等の動画でもOK)
購入したほうがよい物
・ピック
・譜面台
(・ストラップ)
初心者用のセットで大丈夫なので、とにかくギターに触ってみることをオススメしています。
その後に、不足分を買い足していけば、OK。
ただし、教本も一緒に購入しましょう。
クラシックギター本体の選び方は、見た目で選んでしまってOK!
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ギターを始めるにあたって、大事なことを2つご紹介します。
楽器全般として、音が出る物です。
時間帯や音量に気を配り、ご近所さんに配慮しましょう。
ギターは、調律(チューニング)がズレます。
時々、音が合っているのか、確認することが必要です。
演奏後に、チューニングを緩めて、張力を落とすことをオススメされることもあります。
ちなみに、ペグの半回しから一回転くらい。
これは、ギターの状態を保全する目的での行動です。
この場合には、練習の開始時に必ずチューニングが必要になります。
ギターを練習する為に、チューニングが障害になるくらいなら、そのままで保管しましょう。
趣味を継続するために、面倒なことはできるだけ排除することを、オススメしています。
どちらが良いかは、あなた次第です。
私個人としては、後者の弾きたい時にすぐ弾ける状態がオススメです。
最初の一本目は、パッと見て気に入った物をオススメしています。
あるいは、好きなアーティストやキャラクターが使っているのと、同じ見た目の物を選ぶのもオススメ。
クラシックギターは、本体の材質やパーツで、音が変わります。
この点は、弾けるようになってから、気にする要素。
また、特定のギターで弾いてはダメな曲は、ありません。
音の特徴として、相性があるだけです。
まずは、弾けるようになるために、持っていて『ギターを触ろう!』という気持ちになれる物を選びましょう。
シダー(杉) | スプルース(松) |
木材によって、色と音が変わります。
音の特徴。
シダーの方が、柔らかく温かみのある音。
スプルースの方が、硬く張りのある音。
最初の1本は、自分のイメージに合う方を、選びましょう。
例:
・好きなアーティストが使っていたのが、スプルースだった。
・ギターのイメージって、シダーの色なんだよねー。
etc…
また、見た目を重視するなら、カラフルな塗装をしているギターもあります。
自分の好みにあるギターを選ぶことで、モチベーションに繋がります。
クラシックギター | エレガット |
エレガットは、エレキクラシックギターの略称です。
ガットは、ガット弦を使っているところから、クラシックギターのことをガットギターと言う場合があります。
その関係で、エレガットと呼ばれています。
また、スティール弦のギターが、エレアコ(エレキアコースティックギターの略)と呼ばれています。
同じメーカーのギターとして、比較をします。
以下が、エレガットにした場合の、メリット・デメリットです。
- ライブ時のセッティングが簡単。
生音をマイクで集音するのに比べて、非常に簡単 - 音作りを楽しめる。
エフェクター等を使って、音を加工できます。 - カッタウェイにより、ハイポジションを弾きやすい。
本体に向かって、右上のボディが凹んでる箇所のことです。
モデルによって、あり/なりが分かれます。
- 金額が高い。
エレキ部分の機材分で、値段が高くなる傾向にあります。 - 生音の低下。
機材の埋め込みと、カッタウェイによる体積の減少で、音量と鳴りが落ちます。 - 追加の出費が必要。
エレアコ用のアンプと、繋げるケーブル(ギターシールド)が必要になることがあります。
以上が、エレガットを選んだ場合のメリットとデメリットです。
ライブを前提にしているなら、エレガットがオススメ!
どちらのギターを選ぶかは、演奏スタイルや好みで決めましょう。
エレガットを選んだ場合でも、最初はギターアンプはなしで練習します。
なので、最初に準備するものとして、この記事ではアンプを紹介していません。
ちなみに、生音の低下については、”厳密には”というレベルです。
店員時代に聴き比べをした際に、違いが分かりませんでした。
もしも決めかねるようなら、最初の一本は、普通のクラシックギターをオススメします。
理由としては、2つ。
・上手くなってきたら、他のギターに興味が出てきます。
その時に、エレガットを選べば良いです。
・あとからエレガットのようにすることも可能。
※後付ピックアップを取り付けることで、実現できます。
ざっくりとした、価格帯での違いを紹介します。
安価に購入のできる、エントリーモデル。
時々、作りが荒い物が混ざっています。
フレット(ネックの指で抑える金属の部分)が、当たって痛い場合は、実店舗に持っていって、削ってもらいましょう。
触るとなんとなく分かるレベル。
実店舗で購入前に指摘できると、新品の取り寄せか、メンテナンスをしてからの受け取りをできます。
普通に持ち込んだ場合、バリ取りという作業になります。
工賃は、お店にもよりますが、5千円前後。
音としては、響き方が小さめです。
理由は、ボディの材質が、合板というあまり鳴り響かない素材を使っているからです。
メリットとしては、乾燥による割れなどに強く、また音が小さいことも住宅事情によってはプラスになります。
\ 画像で使用したギター /
作りがしっかりしてくる価格帯。
音としても、ボディ前面の材質が、単板に切り替わるライン。
単板は、一枚の板ということです。
つまり、音がより鳴り響くようになります。
カラフルな見た目の塗装は、ここ価格帯までが探しやすいです。
\ 画像で使用したギター /
ネック部分の加工が、低価格帯とは明らかに違います。
実店舗に行った際には、触らせてもらうと『なるほど』と納得できます。
実際に、新人だった時に、こんなに違うのか! と、驚きました。
具体的には、フレットの処理の丁寧さが、大きく変わります。
付属のケースが、ソフトケースでもモコモコした感じになってくるのが、この価格帯。
※メーカーや型番によります。要確認!
ちなみに、画像で利用したYAMAHA(ヤマハ)のGC22Cは、セミハードケースが付属します。
長く続けたい趣味として検討している方に、オススメします。
\ 画像で使用したギター /
パーツの一つ一つが良くなって、作りがしっかりしています。
触って比べてみると、低価格帯とは明らかに違います。
新人の頃の私は、7万円前後と触り比べても、あまり分かりませんでした。
使っている材質が、全体を単板で作っているモデルも多くあります。
それだけ、楽器の鳴りがよく、メーカーの音作りへのこだわりが強く現れます。
プロが使っているのが、だいたい60万円以上が主流。
大人の本気の趣味として、オススメ。
\ 画像で使用したギター /
ギター本体の他に、必要な道具を揃えて、おおよそプラス1万円前後。
教本が2千円前後。
つまり、本体の価格にプラス1万2千円前後が、必要な予算になります。
価格帯別のギターの特徴を踏まえて、ご自分で選べる方は、好みのギターを選びましょう。
この記事では、私のオススメのギターをご紹介します。
特に、記載時(2023年6月)には、円安の状況なので、国内メーカーを主体にオススメしています。
価格を抑えたい場合に、提案する購入の仕方は、以下です。
低価格の初心者セット品と教本だけを購入。
教本もセットになっているフルセットでも可。
注意点としては、サイズの小さなミニギターが混ざっています。
普通のサイズで購入をしましょう。
できるなら、本体価格3万円~のギターが、品質が安定しているのでオススメしています。
ただし、始めるのに時間を空けるくらいなら、この買い方でギターを始めましょう!
\ 見た目で選んでOK /
\ 教本を別売りで買うならコレ! /
クラシックギター | エレガット |
YAMAHAのCG142C | IbanezのGA30TCE |
3万円前後のギターと、必要なものを揃えて、おおよそ4万円になります。
この価格帯も、初心者向けのセットとして、商品ラインナップが沢山あります。
このメーカーのギターがいい!
という考えがある方は、そのメーカーの同じ価格帯のギターを探してくださいね。
普通のクラシックギターとしてオススメなのが、YAMAHAのCG142です。
トップ材によって、C(シダー)とS(スプルース)が、型番の最後に付きます。
クラシックギター初心者用のセットで、4万円前後です。
エレガットでオススメは、IbanezのGA30TCEです。
選べる3カラー
・NT : Natural High Gloss(画像のカラー)
・DVS : Dark Violin Sunburst High Gloss
・TRD : Transparent Red High Gloss
安価で作りがしっかりしています。
ライブへ意欲的に参加したい方に、オススメのモデルです。
\ 教本を単体で購入するなら、コレ /
クラシックギター | エレガット |
YAMAHAのGC12 | TakamineのPTU620NC |
広いラインナップから、自由に選択できる予算。
この価格帯から、付属のケースが、良いものになっていることが多いです。
それにより、後の出費を抑えられるのも良いポイント。
紹介しているギターの付属ケースは、それぞれ以下です。
YAMAHAはセミハードケース。
Takamineはギグバッグ。
\ クラシックギター /
\ エレガット /
\ 教本を単体で購入するなら、コレ /
かなり自由度が高く、選べる予算。
好きなアーティスト同じギターを使いたい! という選び方もオススメ。
「アーティスト名 ギター」等で検索することで、簡単に見つけることができます。
ただし、プロの使っているクラシックギターは、60万円以上なことが普通です。
この記事では国内のメーカーを主体に、ご紹介をしました。
海外のメーカーのクラシックギターも、魅力的です。
例として、2ブランドをご紹介します。
Cordoba(コルドバ)
廉価なモデルで、カラフルな見た目も販売しているメーカー。
軽量で扱いやすいと、評判。
Jose Ramirez(ホセ・ラミレス)
1800年代からギターを作っている系譜。
世界的に有名な老舗のギターメーカー。
\ 教本のオススメ /
クリップ型 | カード型 |
音の判定方法で、3タイプあります。
・クリップタイプ
・有線タイプ(アコギではあまり使わない)
・内蔵マイクタイプ
特に内蔵マイクは、複合であることが多いモードです。
エレガットの場合は、本体やアンプにチューナー機能があることもあります。
この辺は、狙って買うよりも、ついでに付いていた機能くらいの認識が良いです。
チューナーの選び方としては、有名な楽器メーカーのチューナーを選ぶと、失敗が少ないです。
※有名メーカーの例:KORG・BOSS・YAMAHA 等
主にヘッド部分に挟んで、本体の振動で音を判定します。
ギターだけではなく、ベースやウクレレにも対応しています。
基本的にはこのタイプがオススメ!
クラシックギターでは、あまり関係のない方法(読み飛ばしてOK)。
シールドで繋いで、ピックアップの音を判定します。
エフェクターと同様なのから、手軽なタイプまで様々。
メトロノームと一体化したモデルもあります。
マイクが内蔵されていて、チューナーに音を聞かせてチューニングをします。
どちらかと言うと、エレキギター用で持っていたのを、クラシックギターでも使えてラッキーくらいの感じです。
ただし、ヘッドにクリップを挟むのが、ヘッドに傷が付きそうで嫌だという方は、このタイプがオススメ。
ギター/ベース専用モード。
ギター・モードとベース・モードをそれぞれ選んでチューニング可能。各モードでは音名の横に弦番号が表示され、ビギナーでも確実で分かりやすいチューニングが可能です。ギター・モードでは7弦ギター(7Bから1E)、ベース・モードでは6弦ベース(Low-B、Hi-C)まで対応。また、高感度マイク内蔵により、アコースティック・ギターなどのチューニングにも最適です。
KORG GA-2公式サイトより引用
足台(フットレスト)は、ギターを引く際の姿勢を安定させる道具です。
無くても弾けますが、基本は使用します。
家にあるもので代用したり、手頃な高さで丈夫な物を購入してもよいです。
テレワークで使用していたフットレストがあれば、それで十分。
また、お風呂の椅子を使用してもいいです。
出費として、節約できる箇所は、抑えましょう。
ストラップは、ギターを立って演奏するために使う道具です。
クラシックギターの場合は、ポジションを安定させる目的で使用することもあります。
クラシックギターの場合は、必須の道具ではないです。
優先度で言えば、足台の方が先。
ストラップを付けるピンがないと、サウンドホールに引っ掛ける等の方法を使います。
エレガットだと、ストラップを付けるピンがあることが多いです。
最初のうちはストラップの長さを調整して、自分に合ったポジションを見つけましょう。
ストラップに続き、絶対に必要とは言えない道具です。
楽譜や教本を、見やすくする道具です。
姿勢良く演奏をするのには、あったほうが良い程度。
デスクへ平置きをしても、見ることができます。
また、昨今だと、タブレットスタンドでも代用ができます。
ただし、ライブ等で使用したい場合には、持ち運びに便利なものを購入しましょう。
ピックはギターの弦を弾く、三角形の道具です。
弦と擦れるので、削れます。
つまり、消耗品。
クラシックギターの場合は、ピック弾きをしたい場合に購入するくらいで良いです。
また、ナイロン弦がピックにより痛みやすく、切れることがあります。
解決策として、レザーやフェルト等のウクレレ用のピックを使うと、弦にダメージが少ないです。
ソフトケース | ギグバッグ(ギグケース) |
セミハードケース | ハードケース |
ギターケースの役割は、大きく2つです。
それぞれ、保管と運搬。
保管の役割は、ギターの状態を保つためです。
実はギターは、デリケートなので、温度・湿度の変化に弱いです。
空調設備(エアコンや扇風機等)の直風や直射日光も、避けるべき対象。
ケースの中に入れることで、環境的要因からギターを守れます。
※毎日弾くギターなら、すぐ弾ける状態で手元に置いておくのを推奨しています。
運搬時の役割は、持ち運びの利便性を向上できます。
その他にも、物理的なガードも含みます。
ケースの種類は、大まかに3つに分かれます。
ソフトケース・セミハードケース・ハードケースです。
保管時の状態維持能力・物理的なガード力などは、紹介順に強くなっていきます。
対応して、値段も高くなります。
ギグバッグだけ、性質が違ってます。
丈夫で持ち運びに便利なバッグタイプ、くらいの意味合いで使われています。
殆どの場合で、リュックのように両肩で背負える物を指します。
ギグバッグで且つセミハードなのが、一般的。
ソフトケースは、布地のケースです。
安価なギターの付属ケースは、このタイプが多い。
衝撃を受けた際に、ギターが傷ついてしまう可能性があります。
このタイプを購入をするケースは、だいたい以下の2パターンです。
・本体のみの購入をしたケース
例えば、中古で購入した場合に、ケースなしのことがあります。
・本体のみを譲ってもらったケース
以上のようなケースで、予算を抑えたい場合に検討する余地があります。
画像で利用させてもらった、このケースは背負えます。
つまり、ソフトケースで且つ、ギグバッグということになります。
ギターの保護という目的で、丈夫ではないですが。
\ 背負えるのでオススメ /
ギグケースは、丈夫で持ち運びに便利なケースのことです。
衝撃を受けた際に、ギターが大丈夫だと思えるライン。
基本的に、両肩で背負って移動ができるようになっています。
\ 画像で使用したケース /
ちなみに、ギグ(gig)は、演奏という意味があります。
名詞
Weblio>gigとは 意味・読み方・使い方 より引用
1(ジャズ・ロックなどの)演奏,公演,出演
2(特に短期間の)仕事
1ギグ(英国で昔使われた1頭立て軽2輪馬車)
2≪海事≫船載ボート
\ 好みのバッグを探したい方はコチラ /
セミハードケースは、しっかりとした見た目で、軽量なケースです。
衝撃への耐性と軽量化を両立。
ボディの形によって、サイズ違います。
入れたいギターのサイズに合わせて、購入をしましょう。
セミハードで且つギグバッグが成立します。
この辺はややこしいですが、メーカーによって違うくらいの感覚でOKです。
セミハードは、ソフトとハードの中間で、かなりの範囲になります。
全体がモコモモなのもセミハードになりますし、外側はハードで軽い材質のケースもセミハードです。
私のイメージは後者の、硬いけど軽いケースのイメージです。(※上の画像がピッタリそのイメージ)
しっかりと保護をしたいけど、持ち運びで重いのは困るという方にオススメ。
\ 画像で利用したセミハードケース /
\ 自分で探したい方はコチラ /
ハードケースは、木材などで作られたケースです。
物理的な防御力は、ピカイチ。
その反面、重量が重くなります。
入れたいギターのサイズに合わせて、購入をしましょう。
楽器の安全性こそを重要視したい方にオススメ。
\ 画像で利用したハードケース /
\ 自分で探したい方はコチラ /
ギグケースが、衝撃にも強く、持ち運びしやすく、コストパフォーマンスが良いのでオススメ!
将来的にライブをする時やスタジオ練習をする時に、安心して持ち運びができます。
スタンダードタイプ | コンパクトタイプ |
ガッチリタイプ | ハンガータイプ(壁掛け用) |
Amazonの商品ページより引用(画像が各商品へのリンク)
ギターを置いておく道具です。
最初は何でも良いので、ひとつ持っておくと便利です。
練習の合間や保管時に便利。
ただし、ギターを長く弾かない場合は、ケースに入れて保管することを推奨します。
週単位や月単位の話です。
コンパクトで持ち運びに便利なものから、ガッチリとした据え置きにピッタリのタイプまであります。
用途や好みに合わせて、選びましょう。
選び方の例:
・とりあえず持っておきたいたいので、スタンダードなタイプを買っておく。
・常に使い慣れたスタンドを使いたいから、持ち運びに便利なタイプを使う。
・倒れたりするリスクを最小化にしたいから、保持力の高いガッチリしたタイプを使う。
・できるだけ省スペース化にしたいので、壁掛けのできるハンガーにする。
最初の一つには、とりあえずこのタイプをオススメしています。
外出時に、スタンドも持ち運ぼうとすると、大変。
自宅用と、割り切ましょう。
ライブハウスやスタジオには、ギタースタンドが常備されていることが多いです。
コンパクトタイプの例として上げているのは、AriaのGSC-220という商品です。
コンパクトとは言いつつも、床面積的には変わりません。
コンパクトに折り畳めて、小さく収納ができるという意味です。
路上ライブなどを想定していて、自分でスタンドを持ち運びたい方にオススメ!
ネック部分が、ギターの重さでガチャコンとなって閉まります。
全体的にしっかりした作りに加えて、ギターがスルッと倒れてしまう事故も防いでくれます。
スタンダードタイプ等で、ギターの曲線で安定させるのが苦手な人は、検討しましょう。
高額なギターにあるラッカー塗装にも対応!
安定したスタンドを使って、不意の事故を減らしたい方にオススメ!
- 壁にかけることで、省スペース化ができます。
- ギターをインテリアにできて、おしゃれ。
- 場所が、壁際に限定されてしまいます。
- 壁に、穴を開ける必要があります。
- ギターをかけっぱなしは、ギターに悪影響。
かなり人を選ぶタイプになります。
用途が合うなら、便利に使えるのでオススメです。
初心者セットのスタンドは、だいたいスタンダードタイプです。
気にせずセットで購入するのが、手っ取り早いです。
ただし、路上ライブも想定しているなら、コンパクトタイプもオススメ。
アナログ | デジタル |
リズムを一定にして弾く練習をするのに、必須の道具です。
大まかに3つに分かれます。
それぞれ
・アナログタイプ
・デジタルタイプ
・アプリタイプ
エレガットの場合に、アンプに搭載されているモデルがあります。
アプリに関しては、無料のものが沢山あります。
自分にあった方法で、無駄な出費をしないようにしましょう。
木製 | プラスチック製 |
メトロノームと言われて、想像するヤツです。
カッチカッチと、針が左右に動いて、音を鳴らします。
ガジェットが好きな方にオススメ
メトロノーム特化 | チューナー一体型 |
電子音でピッピッと鳴ってくれます。
値段が上がると、ドラムの音も鳴らしてくれる練習グッズもあります。
また、チューナーと一体なったタイプもあります。
\ ボタンが大きくて操作性◎ /
\ 一台二役! /
無料のメトロノームアプリがあります。
メトロノームがアレば十分という方にオススメ!
「メトロノーム アプリ」等で検索すると、沢山出てきます。
とりあえず、無料で使えるものをダウンロードすれば、それでOK。
カポタストは、演奏の補助道具です。
カポタストがどういう道具かと言うと、開放弦を下げてくれます。
ちなみに、開放弦とは、指で抑えていない弦のことを言います。
カポタストを使う曲として、作曲されている場合もあります。
つまり、曲によって、普通にプロでも使います。
ひとつは持っていて損のないクラシックギター用の道具です。
特に、自分の弾きたい曲が、カポタストを使う曲なら、必須です。
注意点として、普通のアコースティックギター(金属弦の方、俗に言うフォークギター)と、ネックの幅が違います。
クラシックギター用を購入しましょう。
代表的な弦を、1つだけご紹介します。
この弦は、初心者向けの超初歩的なオススメです。
弦は、材質やメーカーによって、音が変わります。
弦の種類で音が変わることを、覚えておいてください。
オススメな理由としては、2つ。
・安価。
・柔らかめのテンション(張り具合)なので、押さえやすい。
以上の2点から、弦交換で失敗しても、ダメージが少ないです。
押さえやすさもあり、初心者の方にオススメになっています。
音としては、クセが少ないのが特徴です。
この弦を基準に、好みの弦を探してみましょう。
音について試行錯誤するのも、ギターの楽しみのひとつです。
弦は定期的な交換が必要な、消耗品です。
その上で、弦交換のタイミングって、難しいですよね。
簡単に、3つの条件を提示します。
・弦が切れた
・弦が錆びた
・2週間~1ヶ月で交換のルールを作る
(コーティング弦なら、2~3ヶ月)
弦が切れたら、交換をしないといけません。
この時に、交換するのは、6本すべてセットで交換をしていください。
例外は、弦交換中のミスで、1本切ってしまったくらいの、新品同様の弦にプラスする場合です。
弦が錆びたら、交換の合図です。
弦は金属なので、錆びます。
手の脂や汚れが残っていると、簡単に錆びます。
長持ちさせるためにも、演奏後はきちんと拭き取りましょう。
弦はかなりの力で、引っ張られています。
ある程度の時間で、チューニングが合わなくなったりの不具合が出てきます。
そういった不具合に、最初のうちは、気付け無いことが多いです。
なので、他2つの条件で交換していなかった場合に、月の最初の土曜日に、弦交換をする! 等のルールを決めてしまうのをオススメしています。
楽器の日々のメンテナンスに使う道具の紹介です。
ここでは、初心者のうちに持っておくとよい物として、2つのみ紹介します。
クロスとポリッシュ(液剤)です。
この他にも、お手入れ道具は沢山あります。
例えば、ネックに塗るオイルなど。
ただし、最初はスルーして大丈夫な範囲です。
後々になって、しっかりと知識をつけていきましょう。
ギターや弦を拭く、布です。
初心者用のセットを購入すると、だいたいセット内容に入っています。
ギター用クロスは、大判でお手入れがしやすいという特徴があります。
普通のマイクロファイバークロスを、ギター用に使ってもOK。
\ 好きな見た目でOK /
ギターを乾拭きしても、汚れが落ちないときに使用します。
楽器屋では、試奏直後にメンテナンスをできず、指紋が乾いていしまった時に、ポリッシュを使っていました。
同様に、弾いた直後にお手入れができず、汚れが目立った時に、効果を発揮します。
最初の購入としてオススメは、ケンスミスのポリッシュです。
理由は、オールマイティに使える為。
ギターの塗装の仕方で、使って良いかどうかが変わります。
そこを気にせず、幅広く使えるのでオススメです。
\ 安心のオーガニック素材 /
教室や教本を紹介する前に。
教室の講師も人です。
人としての相性等の要素で、合わないと思ったら、迷わず他の教室を探すことをオススメします。
教本にも相性があります。(自分にとって、理解しやすいかどうかということ)
教本だけで理解ができなければ、動画やWeb等で検索しましょう。
余裕があるなら、複数の教本を読むと良いです。
本当に大事なことは、どの教本にも書いてあります。
優先度の低いことは、書いてあったりなかったりです。
ギターのプロに、教えてもらうこともできます。
リモート教室だと、移動の時間や交通費を無しにできます。
直前まで練習をして、教室が終わったらすぐに復習をすることができるのも魅力。
教本に関しては、教室で指定されることもあるので、事前に問い合わせをすると良いです。
その他の教室のメリットとしては、自分の弾きたい曲に合わせて指導をしてもらえる点です。
この曲を弾けるようになるためには、どんな練習をしたら良いんだろう?
こういった悩みを、先生に直接相談ができます。
教室の一例をご紹介。
\ オンラインも可能な音楽教室 /
無料体験レッスン受付中
映像付きの教本がオススメ。
持っている動画再生機材によって、2つの教本をオススメします。
CD&DVDで映像を再生したい場合は、「できる ゼロからはじめる クラシックギター超入門 (はじめる前に観るDVD、模範演奏&スロー演奏収録CD、コードブック小冊子付き) (できるシリーズ)」がオススメ。
QRコードを使って、動画を読み取りたい場合は、「【動画対応版】文字と楽譜が大きいクラシックギター入門」がオススメ。
個人的には、スマホで解決できる、コチラを推します。
興味を持った時に、開始をするのが大切!
ギターは、見た目で気に入った物でOK。
本体とのアクセサリーセットや、アクセサリーのみの初心者用セットなどを一緒に購入。
教本や教室もこの時点で、決めましょう。
練習をしてみて、不足だと感じた分を、追加で購入していく形がオススメです。
とにかく、興味を持ったなら、始めることを強くオススメしています。
最後まで読んでくださり、ありがとうございます。
この記事が参考になったなら、嬉しいです。
趣味を充実させて、楽しい生活になることを願っています。
スティール弦の方はコチラ。
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