私が楽器屋で働いていた経験を生かして、エレキベースの始め方について詳しくご紹介します。
エレキベースをやってみたいけど、何を揃えたらいいか分からない。
エレキベース本体も、どれにしたらよいか迷っている。
そういったお悩みにお答えします。
予算別に、オススメのエレキベースやアンプを紹介しています。
また、初心者向けのお手入れ道具や便利グッズ、教材や教室も解説。
楽しくエレキベースを始められるように、応援しています。
先に結論です。
エレキベースを始めるのに必須の物は、
・エレキベース本体
・アンプ
・シールド(アンプと本体をつなぐケーブル)
・ピック
・チューナー
・ギタースタンド(ギター用とベース用は兼用)
・ベースのケース(持ち運び前提なら、丈夫なものを推奨)
・メトロノーム(無料アプリでもOK)
・交換用の弦
・お手入れ道具のクロスとポリッシュ
・教材(youtube等の動画でもOK)
初心者用のセットで大丈夫なので、とにかくエレキベースに触ってみることをオススメしています。
その後に、不足分を買い足していけば、OK。
教本も必要なので、準備しましょう。
エレキベース本体の選び方は、見た目で選んでしまってOK!
どうしても決められないなら、ジャズベースタイプで、好きな色を選びましょう。
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エレキベースを始めるにあたって、大事なことを3つご紹介します。

楽器全般として、音が出る物です。
時間帯や音量に気を配り、ご近所さんに配慮しましょう。

エレキベースはアンプを通して、音を出します。
その為、アンプとシールド(ケーブルのこと)が必要になります。

ベースは、毎回の調律(チューニング)が必要です。
音を合わせたままにしておくと、ネックが反ってメンテナンスが必要になるケースがあります。
演奏後に、チューニングを緩めて、張力を落とすことをオススメされることもあります。
これは、ベースの状態を保全する目的での行動です。
ベースを練習する為に、チューニングが障害になるくらいなら、そのままで保管しましょう。
趣味を継続するために、面倒なことはできるだけ排除することを、オススメしています。
どちらが良いかは、あなた次第です。
私個人としては、後者の弾きたい時にすぐ弾ける状態がオススメです。
ジャズベース(タイプ)![]() | プレシジョンベース(タイプ)![]() |
最初の一本目は、パッと見て気に入った物をオススメしています。
あるいは、好きなアーティストやキャラクターが使っているのと、同じ見た目の物を選ぶのもオススメ。
エレキベースは、本体の材質やパーツで、音が変わります。
この点は、弾けるようになってから、気にする要素。
また、特定のベースで弾いてはダメな曲は、ありません。
音の特徴として、相性があるだけです。
まずは、弾けるようになるために、持っていて『エレキベースを触ろう!』という気持ちになれる物を選びましょう。
紹介する内容は、著者がオタク気質なので、話題になったアニメから選びました。
普通に好きなアーティストの使用機材で選びたいという方は、調べ方の項目を参考にしてください。

例えば、『けいおん』の秋山澪(澪ちゃん)が使っている、ジャズベースと同じタイプで選ぶ方法がオススメ。
『けいおん』が人気になったことで、左利き用(レフティ)が売り切れた経緯があります。
使用モデルは、メーカー名がFender Japan(フェンダージャパン)の型番がJB62/LH。
色はサンバースト。ピックガードがべっ甲柄。
現在は、中古でしか入手できないです。
弾きやすさを考慮すると、普通に右利き用を使ったほうが良いです。
\ 画像で使ったのはコレ! /
また、2023年にも、アニメ『ぼっち・ざ・ろっく』の影響で、関連機材が売れました。

山田リョウ(リョウさん)がライブで使っていたのは、白色のプレシジョンベース(略称:プレベ)。
メーカーは、Fender(フェンダー)。
ピックガードも白。
本体のカラーとピックガードの色が、若干色味が違う。
ピックガードのほうが白く、本体のほうがクリーム色っぽい感じ。
その他にも、沢山のベースを所持しています。
\ 画像で使ったのがコレ! /

\ 安価のもので探すならコッチ /

廣井きくり(お姉さん)が使っていたのは、木目調のエレキベース。
メーカーがYAMAHA(ヤマハ)で、型番がTRB1004J。
カラーがNT。

お好きなアーティストが使っている機材で選びたい場合は、「アーティスト名 使用機材」で検索をすると分かります。
その他には、自分でライブ映像を見る方法もありです。

どうしても決め兼ねる場合は、ジャズベースタイプが、初心者にオススメ!
理由としては、ネックが細めのことが多く、弾きやすいからです。
どんなモデルにするか決まった所で、価格帯をどうするかを決めます。
使っているモデルと同じもので決めた場合は、この項目はスルーしてOKです。
エレキベース本体の価格帯による特徴を、簡単にご紹介。
安価に購入のできる、エントリーモデル。
時々、作りが荒い物が混ざっています。
価格を抑えるために、ネック部分の塗装がないモデルが多いです。
触るとなんとなく分かるレベル。
フレット(ネックの指で抑える金属の部分)が、当たって痛い場合は、実店舗に持っていって、削ってもらいましょう。
実店舗で購入前に指摘できると、新品の取り寄せか、メンテナンスをしてからの受け取りをできます。
普通に持ち込んだ場合、バリ取りという作業になります。
工賃は、お店にもよりますが、5千円前後。

作りがしっかりしてくる価格帯。
ネック部分の塗装が、低価格帯とは明らかに違います。
実店舗に行った際には、触らせてもらうと『なるほど』と納得できます。
実際に、新人だった時に、こんなに違うのか! と、驚きました。
長く使っていくのを想定するなら、オススメはここのラインからになります。
学生の方で、部活用に検討するなら、ここがオススメ。

パーツの一つ一つが良くなって、作りがしっかりしています。
ちなみに、メーカー希望価格が15万円も対象です。
市場価格で11万円くらいなこともあります。
触って比べてみると、低価格帯とは明らかに違います。
新人の頃の私は、7万円前後と触り比べても、あまり分かりませんでした。
プロが使っているのが、だいたいこの価格帯です。
有名メーカーの定番ベースも、ここに含まれます。
つまり、Fenderのジャズベースやプレベをご希望の方は、ここからです。
大人の本気の趣味として、オススメ。
エレキベースの価格と合わせて、アンプやお手入れ道具などのアクセサリーを購入する必要があります。
合計額が必要な予算。
大雑把に、本体価格にプラスで、2万円程度を考えておきましょう。
価格を抑えたい場合に、提案する購入の仕方は、以下です。
低価格の初心者セット品と教本だけを購入。
本体・アンプも込みのセットを購入します。
その際に注意して欲しい点は、ミニアンプだとアダプターが別売りなことが多いことです。
電源ケーブルがついているアンプとのセットを、オススメしています。
エレキベース・アンプのフルセットで2万5千円~3万5千円程度。
教本を2千円として、予算4万円に収まります。

選ぶエレキベースのグレードは、上の予算4万円と同じにします。
アンプを良い物にすることを、オススメしています。
理由は、アンプがよくなると、エレキベースを弾くのが楽しくなるからです。
アンプは、買い替えるタイミングが難しいです。
最初に良いものを購入しておくと、長く使えます。
オススメしているのは、YAMAHAのTHRシリーズです。
一番のオススメは、ワイヤレス機能が付いて、希望小売価格で64,900円。
市場価格で6万円前後です。
このアンプの廉価版の、THR10がオススメ!
ワイヤレス機能などは付いていないですが、エレキベースを楽しくする機能が充実しています。
具体的にはどういう買い方になるかと言うと、
エレキベース本体・アクセサリーセット(シールドやお手入れ道具のセット)・アンプの3つを購入です。
エレキベース本体が2万円前後
アクセサリーセットが5千円~1万円
アンプが4万円前後
教本が2千円
これで7万円前後にできます。
使いたいベースによっては、多少の予算オーバーがありえます。


エレキベースとアンプを、良いもので選べる予算。
ベース本体も、憧れのメーカーの廉価版等を視野に入れることができます。
メーカーに拘りがないという方には、日本製で扱いやすいFUJIGENをオススメします。
Fender(フェンダー)の廉価版は、Squier(スクワイヤー)。
オススメしているのは、YAMAHAのTHRシリーズです。
一番のオススメは、ワイヤレス機能が付いて、希望小売価格で64,900円。
市場価格で6万円前後です。
このアンプの廉価版の、THR10がオススメ!
ワイヤレス機能などは付いていないですが、エレキベースを楽しくする機能が充実しています。
具体的にはどういう買い方になるかと言うと、
エレキベース本体・アクセサリーセット(シールドやお手入れ道具のセット)・アンプの3つを購入です。
ベース本体が5万円~8万円
アクセサリーセットが5千円~1万円
アンプが4万円前後
教本が2千円
選ぶベースによって、値段が前後します。
かなり長く使える一式になります。
部活動などで考えている場合に、オススメの買い方です。


憧れのベースがあれば、それを検討できる予算。
Fender等の定番モデルを、選択できます。
オススメしているアンプは、YAMAHAのTHRシリーズです。
一番のオススメは、ワイヤレス機能が付いて、希望小売価格で64,900円。
市場価格で6万円前後です。
ワイヤレス機能等も付いて、エレキベースを楽しくする機能が充実しています。
シールドやお手入れ道具などのアクセサリーを、どうするのかが問題です。
ひとつひとつ良いものを選んで、オリジナルの組み合わせを作るのもヨシ。
最初はセット品を購入して、後から買い替える方法もヨシです。
ささっとセット品を購入して、趣味を始めてみるのをオススメしています。


ここで紹介するアンプは、ヘッドフォン端子があります。
消音(小音)での練習に向いています。

ミニアンプ。
手のひらサイズのアンプです。
初心者セットの小さいサイズ。
アダプターが別売りの場合があります。
結果的に、定番のサイズのアンプと、コスト的には変わらないことが多い。
オススメポイントは、場所を取らない点。
場所を取りたくない方にオススメ!
\ 別途9Vのアダプターor電池が必要 /

初心者セットの大きい方のサイズ。
VOXのPathfinder Bass 10というアンプが、昔からの定番アンプです。
パスファインダーというと、機械のレジェンドが思い浮かびますねぇ。
ミニアンプと比べると、場所を取るのがデメリット。
自宅で練習するのに十分な音が出ます。
外形寸法
VOXの公式サイトより引用
380 (W) x 170 (D) x 277 (H) mm
B4サイズ(364×257)のコピー用紙の束よりも、一回り大きいです。


このアンプの最大のデメリットは、価格が高いことです。
※希望小売価格:64,900円(税込)
アンプの買い替えの可能性が、非常に低くなります。
結果的に、コストパフォーマンスが良くなるのでオススメ。
ギター兼用なので、ギターを購入した際にも使用ができます。
オススメな理由は、多機能な点です。
大きく分けて、2つ。
・エフェクトの種類が豊富
・録音も可能(PCとの連携)
・ワイヤレス機能が充実
・エフェクトの種類が豊富について
ベースを弾けるようになってくると、音の加工をしたくなります。
だいたいのアンプで、可能です。
その種類が多いので、長く使えます。
・録音も可能(PCとの連携)について
録音をしたくなったら、PCやタブレット(スマホ)と連携をすることで、可能です。
録音する目的は、主に2つです。
・きちんと弾けているか確認する為
・音楽制作として、自分の演奏を取り込む為
前者は、スマホなどで適当に録音でも大丈夫です。
音楽制作に興味を持ったときに、録音機器の代わりになってくれます。
・ワイヤレス機能が充実について
様々なワイヤレスに対応しています。
タブレットやスマホへの連携
別売りのワイヤレス製品を購入すると、ベースもワイヤレスで練習できます。
※Line6 G10T II
サイズも420×195×155 mmと、デスクやテーブルの上でも扱いやすいです。
最初の出費としては大きくなってしまいますが、総合的にオススメのアンプ。


\ アンプセットでお得! /


アンプは、サイズが大きいほど、音がよくなります。
とても大きなサイズだと、アンプ部分とスピーカー部分が別々になるものが増えます。
アンプヘッドとキャビネットと言います。
どちらも、数万から数十万。
本気で機材を揃えると、すごい価格になるのが分かります。
ただし大きなアンプの場合には、4つの問題点があります。
・通常の住宅事情として、大音量での練習はできない。
・大きいので、場所を取る。
・大音量で練習をしていると、耳が悪くなる。
・金額としても、高くなる。
この辺の事情があるので、初心者の方には、オススメをしていません。
どんな方にオススメできるかというと、住宅事情が大丈夫で、音質を重視してベースを練習したくて、予算が潤沢な方です。
個人よりも、スタジオを経営したい場合などに検討するアンプ。
\ 興味がある方は、検索、検索ぅ /

音を出すために必要な道具です。
ベースとアンプを繋げます。
シールドは消耗品なので、定期的に買い替えが必要です。
最初は、安価なもので大丈夫です。
基本的には、ギターとベースで兼用です。
シールドは、メーカーや材質によって音が変わります。
音に拘りができてから、自分の好みにあったシールドを、探すのがオススメです。
![]() | ![]() |
![]() | ![]() |
音の判定方法で、3タイプあります。
・クリップタイプ
・有線タイプ
・内蔵マイクタイプ
特に内蔵マイクは、複合であることが多いモードです。
チューナー内蔵のアンプもあります。
そういったアンプを使う場合でも、外出先でも使えるように、持ち運び用のチューナーが必要です。
主にヘッド部分に挟んで、本体の振動で音を判定します。
エレキベースだけでなく、普通のアコースティックギターやウクレレにも興味がある方にオススメ。
シールドで繋いで、ピックアップの音を判定します。
エフェクターと同様なのから、手軽なタイプまで様々。
メトロノームと一体化したモデルもあります。

エレキベースの場合は、エフェクターと一緒に配置できる、ペダルタイプも人気。
頻繁にライブをするようになったら、思い出してください。

マイクが内蔵されていて、チューナーに音を聞かせてチューニングをします。
エレキベースの場合だと、あまり使用しないモードです。
ギター/ベース専用モード。
ギター・モードとベース・モードをそれぞれ選んでチューニング可能。各モードでは音名の横に弦番号が表示され、ビギナーでも確実で分かりやすいチューニングが可能です。ギター・モードでは7弦ギター(7Bから1E)、ベース・モードでは6弦ベース(Low-B、Hi-C)まで対応。また、高感度マイク内蔵により、アコースティック・ギターなどのチューニングにも最適です。
KORG GA-2公式サイトより引用


ストラップは、ベースを立って演奏するために使う道具です。
ベーシストが動き回るのに、必須。
座って弾く際にも、落下防止になります。
立って弾くと、ベースの位置(ポジション)が変わります。
ライブ本番は、立って演奏をすると思います。
その為の練習として、立ってベースを弾く練習を取り入れることをオススメします。
最初のうちはストラップの長さを調整して、自分に合った高さを見つけましょう。
初心者セットに入っているのは、だいたいブラックの無地タイプ。
ファッション性を重視するなら、追加購入かバラ購入をする必要があります。
ギター用とベース用で、特に違いがありません。
検索する際は、『ギター ストラップ』と検索すると、関係のないストラップを表示せずに済みます。

ピックはベースの弦を弾く、三角形の道具です。
金属の弦と擦れるので、削れます。
つまり、消耗品。
代表的なのは、大きく分けて、6種類に分けられます。
形2種類×厚さ(硬さ)3種類。
形の内容は、小さなティアドロップ型と大きなトライアングル型。
厚さが、厚い・普通・薄いの3種類。
ちなみに、厚い=硬いです。
まずは、この2つの組み合わせで、好みの形と厚さを決めましょう。
最初に決める基準としては、グリップが良いものを選ぶと、練習をしやすいのでオススメ。
ソフトケース![]() | ギグバッグ(ギグケース)![]() |
セミハードケース![]() | ハードケース![]() |
ベースケースの役割は、大きく2つです。
それぞれ、保管と運搬。
保管の役割は、ベースの状態を保つためです。
ベースは、デリケートなので、温度・湿度の変化に弱いです。
空調設備(エアコンや扇風機等)の直風や直射日光も、避けるべき対象。
ケースの中に入れることで、環境的要因からベースを守れます。
運搬時の役割は、持ち運びの利便性を向上できます。
その他にも、物理的なガードも含みます。
ケースの種類は、大まかに3つに分かれます。
ソフトケース・セミハードケース・ハードケースです。
保管時の状態維持能力・物理的なガード力などは、紹介順に強くなっていきます。
対応して、値段も高くなります。
ギグバッグだけ、性質が違ってます。
丈夫で持ち運びに便利なバッグタイプ、くらいの意味合いで使われています。
殆どの場合で、リュックのように両肩で背負える物を指します。
ギグバッグで且つセミハードなのが、一般的。

ソフトケースは、布地のケースです。
安価なベースを購入時には、このケースが付いてくることが多い。
衝撃を受けた際に、ベースが傷ついてしまう可能性があります。
安価なエレキベースを購入した場合に、付属として付いてくるのはこのタイプのケースです。
なので、別途の購入をするケースは、だいたい以下の2パターンです。
・本体のみの購入をしたケース
例えば、中古で購入した場合に、ケースなしのことがあります。
・本体のみを譲ってもらったケース
以上のようなケースで、予算を抑えたい場合に検討する余地があります。
\ 画像で使用したのはコレ /

ギグケースは、丈夫で持ち運びに便利なケースのことです。
衝撃を受けた際に、ベースが大丈夫だと思えるライン。
基本的に、両肩で背負って移動ができるようになっています。
画像のギグバッグは、ぼっち・ざ・ろっくで登場したケース。
IbanezのIBB541(ベージュ)です。
(※6弦ベース用で購入しているので、IBB541で合っています。)
\ 選べる5カラー /
ちなみに、ギグ(gig)は、演奏という意味があります。
名詞
Weblio>gigとは 意味・読み方・使い方 より引用
1(ジャズ・ロックなどの)演奏,公演,出演
2(特に短期間の)仕事
1ギグ(英国で昔使われた1頭立て軽2輪馬車)
2≪海事≫船載ボート

セミハードケースは、しっかりとした見た目で、軽量なケースです。
衝撃への耐性と軽量化を両立。
セミハードで且つギグバッグが成立します。
この辺はややこしいですが、メーカーによって違うくらいの感覚でOKです。
セミハードは、ソフトとハードの中間で、かなりの範囲になります。
全体が布地のモコモモもセミハードになりますし、外側はハードで中身が柔らかいケースもセミハードです。
私のイメージは後者の、硬いけど軽いケースのイメージです。(※上の画像がピッタリそのイメージ)
しっかりと保護をしたいけど、持ち運びで重いのは困るという方にオススメ。

ハードケースは、木材などで作られたケースです。
物理的な防御力は、ピカイチ。
その反面、重量が重くなります。
楽器の安全性こそを重要視したい方にオススメ。
ギグケースが、衝撃にも強く、持ち運びしやすく、コストパフォーマンスが良いのでオススメ!
将来的にライブをする時やスタジオ練習をする時に、安心して持ち運びができます。
スタンダードタイプ![]() | コンパクトタイプ![]() |
ガッチリタイプ![]() | ハンガータイプ(壁掛け用)![]() |
Amazonの商品ページより引用(画像が各商品へのリンク)
ベースを立てて置いておく道具。
ギターとベース兼用です。
最初は、何でも良いので、ひとつ持っておくと便利です。
練習の合間や保管時に便利。
ただし、ベースを長く弾かない場合は、ケースに入れて保管することを推奨します。
コンパクトで持ち運びに便利なものから、ガッチリとした据え置きにピッタリのタイプまであります。
用途や好みに合わせて、選びましょう。
選び方の例:
・とりあえず持っておきたいたいので、スタンダードなタイプを買っておく。
・常に使い慣れたスタンドを使いたいから、持ち運びに便利なタイプを使う。
・倒れたりするリスクを最小化にしたいから、保持力の高いガッチリしたタイプを使う。
・できるだけ省スペース化にしたいので、壁掛けのできるハンガーにする。
最初の一つには、とりあえずこのタイプをオススメしています。
外出時に、スタンドも持ち運ぼうとすると、大変。
自宅用に割り切ましょう。
ライブハウスやスタジオには、ギタースタンドが常備されていることが多いです。
コンパクトタイプの例として上げているのは、AriaのGSC-220という商品です。
コンパクトとは言いつつも、床面積的には変わりません。
コンパクトに折り畳めて、小さく収納ができるという意味です。
路上ライブなどを想定していて、自分でスタンドを持ち運びたい方にオススメ!

ネック部分が、本体の重さでガチャコンとなって閉まります。
全体的にしっかりした作りに加えて、ベースがスルッと倒れてしまう事故も防いでくれます。
スタンダードタイプ等で、ベースの曲線で安定させるのが苦手な人は、検討しましょう。
本体の裏側で支えるので、変形ベースにも対応しています。
安定したスタンドを使って、不意の事故を減らしたい方にオススメ!

- 壁にかけることで、省スペース化ができます。
- ベースをインテリアにできて、おしゃれ。
- 場所が、壁際に限定されてしまいます。
- 壁に、穴を開ける必要があります。
- かけっぱなしは、ベースに悪影響。
かなり人を選ぶタイプになります。
初心者の方にオススメはしていません。
用途が合うなら、非常に便利に使えるのでオススメです。
初心者セットのスタンドは、だいたいスタンダードタイプです。
気にせずセットで購入するのが、手っ取り早いです。
ただし、路上ライブも想定しているなら、コンパクトタイプもオススメ。
アナログ![]() | デジタル![]() |
メトロノームは、リズムを取るのに使います。
ベースは、バンドの中で、全体の音をまとめる役になります。
必ず、メトロノームを使った練習をしましょう。
メトロノームの種類は、大まかに3つに分かれます。
それぞれ
・アナログタイプ
・デジタルタイプ
・アプリタイプ
アンプでも搭載されているモデルがあり、アプリに関しては無料のものがあります。
自分にあった方法で、無駄な出費はしないように注意。
木製![]() | プラスチック製![]() |
メトロノームと言われて、想像するヤツです。
カッチカッチと、針が左右に動いて、音を鳴らします。
ガジェットが好きな方にオススメ!
メトロノーム特化![]() | チューナー一体型![]() |
電子音でピッピッと鳴ってくれます。
値段が上がると、ドラムの音も鳴らしてくれる練習グッズもあります。
また、チューナーと一体なったタイプもあります。
\ ボタンが大きくて操作性◎ /
\ 一台二役! /

無料のメトロノームアプリがあります。
メトロノームがアレば十分という方にオススメ!
「メトロノーム アプリ」等で検索すると、沢山出てきます。
とりあえず、無料で使えるものをダウンロードすれば、それでOK。
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弦を選ぶ際に、困るのはメーカーと太さ。
最小限に絞って、2メーカー・2つの太さの合計で4つの選択肢にまで絞りました。
ちなみに、弦の太さのことは、ゲージと言います。
この弦の選び方は、初心者向けの超初歩的なオススメです。
弾けるようになったら、自分の好みを探してください。
そういうのも、ベースの醍醐味です。
\ 定番弦の細いタイプ /

\ 定番弦の標準の太さ /

\ コーティング弦の細いタイプ /

\ コーティング弦の標準の太さ /

詳しい解説は以下です。
![]() | ![]() |
エレキベースの定番弦は、ダダリオです。
まずは、このメーカーの弦を購入しておけば、間違いがありません。
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弦交換の頻度を下げたい場合には、エリクサーがオススメ。
こちらは、弦を長持ちするように、コーティングしている弦です。
つまり、高額だけど、寿命が長いということ。
結果的なコストパフォーマンスは、こちらの方が勝っています。
弦を変更することで、音色が変わります。
ベースに慣れてきて、音に拘りたくなったら、いろいろなメーカーを試してみましょう。
太さも沢山の種類があります。
エクストラスーパーライト・スーパーライト・カスタムライト・ライト……。
重要なこととして、表記はメーカーごとに違います。
なので、太さの表示を確認して、選んでください。
最初に張ってあった弦で大丈夫か、弾きやすくしたいかで変わります。
弾きやすくしたい場合には、細い弦を選びます。
細い弦を選ぶ理由は、初心者には弾きやすいからです。
細めの弦の場合は、40-95(ヨンゼロ・キュウゴー)。
元のままの太さは、45-100(ヨンゴー・イチゼロゼロ)がオススメです。
(※元の太さは、ベースによります)
どういうことか説明すると、
一番細い1弦が40の太さで、一番太い6弦が95の太さ
か
一番細い1弦が45の太さで、で一番太い6弦が100の太さ
ということです。
この太さは、インチ表記になります。
0.040インチ~0.095インチなので、40-95(ヨンゼロ・キュウゴー)と言います。
1インチは25.4mmなので、1弦は1.016mmで4弦は2.413mmになります。
ベースの出荷時の弦は、45-100が主流。
ただし、メーカーや型番によって、変わります。
弾きやすさを重視して細めか、元と同じ太さ、のどちらかをオススメしています。
同じメーカーでも弦の太さや素材で、音が変わります。
弾けるようになってきたら、いろいろと試してみましょう。
ちなみに、弦が太くなると、音にハリが出て、迫力が増します。
購入をオススメしていない弦が、3つあります。
1つ目は、安価な弦です。
理由は、チューニングが、いまいち安定しないことがある為です。
ただし、初心者セットについてくる弦が、だいたいこの対象です。
弦交換の練習程度に、割り切りましょう。
2つ目は、ベースの規格と違う長さの弦です。
ベースは、ネックの長さで規格が分かれています。
・ショートスケール
・ミディアムスケール
・ロングスケール
・スーパーロングスケール
基本的には、ロングスケールです。
心配な方は、スペック情報などで、確認をしましょう。
3つ目が、多弦ベースの弦。
基本のエレキベースは、4弦です。
よく見ないで購入すると、5弦ベースや6弦ベースの弦を購入していまうことがあります。
対応した場所の弦であれば、使用できるので、完全な無駄ではありません。
が、無駄な出費になるので、気を付けましょう。
弦は金属という特性上、開封しまうと返品が不可能なことがほとんどです。
弦は定期的な交換が必要な、消耗品です。
その上で、弦交換のタイミングって、難しいですよね。
簡単に、3つの条件を提示します。
・弦が切れた
・弦が錆びた
・2週間~1ヶ月で交換のルールを作る
(コーティング弦なら、2~3ヶ月)
弦が切れたら、交換が必要です。
この時に、交換するのは、4本すべてセットで交換をしていください。
例外は、弦交換中のミスで、1本切ってしまったくらいの、新品同様の弦にプラスする場合です。
弦が錆びたら、交換の合図です。
弦は金属なので、錆びます。
手の脂や汚れが残っていると、簡単に錆びます。
長持ちさせるためにも、演奏後はきちんと拭き取りましょう。
弦はかなりの力で、引っ張られています。
ある程度の時間で、チューニングが合わなくなったりの不具合が出てきます。
そういった不具合に最初のうちは、気付け無いことが多いです。
なので、他2つの条件で交換していなかった場合に、月の最初の土曜日に、弦交換をする! 等のルールを決めてしまうのをオススメしています。

楽器の日々のメンテナンスに使う道具の紹介です。
ここでは、初心者のうちに持っておくとよい物として、2つのみ紹介します。
クロスとポリッシュ(液剤)です。
この他にも、お手入れ道具は沢山あります。
例えば、ネックに塗るオイルなど。
ただし、最初はスルーして大丈夫な範囲です。
後々になって、しっかりと知識をつけていきましょう。
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ベースや弦を拭く、布です。
初心者用のセットを購入すると、だいたいセット内容に入っています。
ベース用クロスは、大判でお手入れがしやすいという特徴があります。
「ギター クロス」で検索した方が、ヒット数が多かったりします。
普通のマイクロファイバークロスを、ベース用に使ってもOK。
\ 好きな見た目でOK /

ベースを乾拭きしても、汚れが落ちないときに使用します。
楽器屋では、試奏直後にメンテナンスをできず、指紋が乾いていしまった時に、ポリッシュを使っていました。
同様に、弾いた直後にお手入れができず、汚れが目立った時に、効果を発揮します。
最初の購入としてオススメは、ケンスミスのポリッシュです。
理由は、オールマイティに使える為。
ベースの塗装の仕方で、使って良いかどうかが変わります。
そこを気にせず、幅広く使えるのでオススメです。
\ 安心のオーガニック素材 /

教室や教本を紹介する前に。
教室の講師も人です。
人としての相性等の要素で、合わないと思ったら、迷わず他の教室を探すことをオススメします。
教本にも相性があります。(自分にとって、理解しやすいかどうかということ)
教本だけで理解ができなければ、動画やWeb等で検索しましょう。
余裕があるなら、複数の教本を読むと良いです。
本当に大事なことは、どの教本にも書いてあります。
優先度の低いことは、書いてあったりなかったりです。

エレキベースのプロに、教えてもらうこともできます。
リモート教室だと、移動の時間や交通費を無しにできます。
直前まで練習をして、教室が終わったらすぐに復習をすることができるのも魅力。
教本に関しては、教室で指定されることもあるので、事前に問い合わせをすると良いです。
その他の教室のメリットとしては、自分の弾きたい曲に合わせて指導をしてもらえる点です。
この曲を弾けるようになるためには、どんな練習をしたら良いんだろう?
こういった悩みを、先生に直接相談ができます。
音楽教室の一例がコチラ。
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映像付きで、「はじめての」や「入門書」等のワードが入っている物がオススメ。
例えば、楽天ブックスのおすすめ順で、見てみます。(※2023年5月時点)
値段が安いのが魅力的。
You TubeへのQRコードが付いています。
タブレット(スマホ)一台で解決できる点が魅力。

CDで演奏を確認できます。
内容としては、女性向けになっています。
楽器に関する内容なので、男性でも気にせずに読める内容になっていました。
映像の再生のしやすさを評価して、2位の宇宙一やさしい エレキベースはじめました THE MOVIEがオススメ。
映像で確認したい時に、どこでもサッと確認できるのは、非常に使い勝手が良いです。

興味を持った時に、開始することが大切!
エレキベース本体は、見た目で気に入った物でOK。
本体とのアクセサリーセットや、アクセサリーのみの初心者用セットなどを一緒に購入。
教本や教室もこの時点で、決めましょう。
練習をしてみて、不足だと感じた分を、追加で購入していく形がオススメです。
とにかく、興味を持ったなら、始めることを強くオススメしています。

最後まで読んでくださり、ありがとうございます。
この記事が参考になったなら、嬉しいです。
趣味を充実させて、楽しい生活になることを願っています。
エレキギター初心者の為の情報ページ。元楽器店員が解説する始め方【予算別4パターン】
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